わっきーの徒然ブログ

弱小大家✖️サラリーマンが考える人生のポートフォリオ

なぜCash is Kingか? (融資編)

今日は

X(twitter)経由で知った

この動画

決算書のお勉強

をさせていただいております。

www.youtube.com

この動画、すごいです!

この方の説得力のある内容と理論

いままで断片的に聞いていた話と

マッチしすぎてヤバい!!

これは動画全部見ないと社長名乗れんですわ(@o@;)

 

この中の話でとても腑に落ちた事は

(特に法人が)現金を持つ意味について。

 

現金持ってるほうが強いに決まってら!

当たり前だろ!

って思ってたけど

じゃああればあるだけいいの?

どのくらいいるの?

って聞かれたら、答えられなかったけど、

この動画見て少し理解できた。

 

"Cash is King"

っていろんな局面で言われるけど、

今回は融資について

というか

銀行はどう見ているか

って視点から。

3つ挙げてみる。

 

① 

銀行からみた借入金(=借金)の返済原資は?

と聞かれると、まず思い浮かぶのは

「売り上げからの利益」

なんだけど、

要償還債務(返さなければならない借金)=債務償還年数と同義

=(借入金ー現預金ー正常運転資金)/ (経常利益+減価償却)

で計算されるので、

現預金分は借入金と相殺して考えられる

って話。(不動産の場合ふつう運転資金はゼロ)

つまり預金は返済原資のひとつ。(当たり前っちゃあ当たり前)

目安は10年以内。(事業にもよるらしいけど)

分母が大きくなるか、分子が小さくなればいいから

現預金があれば分子が小さくなるので、債務償還年数は減る。

 

② 

預金残高を借入銀行に積んでおく意味。

簡単にいうと

返済原資を見せておくというのも

その大きな意味だと思うだけど、

実質金利って考え方がとても参考になった。

(支払利息ー受け取り利息(ふつうゼロ)) / (借入残高ー預金残高) =実質金利

ということは

借入が増えたら実質金利がさがっちゃうけど

残高積み増しすることで、分母が減るので

実質金利が増える(維持できる)=銀行は儲かっていると評価してもらえる

という話。

 

例えば

運転資金の借入金をそのまま現金として持つ

という

両建て的なポジションもあり

ってことかな。(資金使途の問題はありますけどね💦)

 

もちろん現預金があればあるほど健全な会社と言えるけど

使えばどんどん現金は減るし、

借入=レバレッジがかかってない状態になってくるので

安定して拡大しにくいという大きなデメリットがある。

 

じゃあ

どのくらいのバランスで現預金を持っておくのがいいのか?

 

一般論的だと

月商3ヶ月分くらいの現預金があるといいらしい。

例えば、月商50万円だとしたら、

現預金は150万円くらい?

ただこの話は小売業などで適応される定説らしい。

 

不動産は借入額が大きいので、

借入とのバランスがとれる現預金も必要

 

月商50万円でも、

借入が5000万円だったら、

月商からの純利益50%(=25万)

経費率20%

債務償還年数:10年で設定すると

(適当です💦)

現預金は800万必要ってことになるな💦

 

どうしてもこの手の勉強は

数字を追うことになってしまいますね😅

嫌いじゃないけど、、、

バランス心がけます。

 

勉強したらつかれたー()´д`()ゲッソリ・・・

それでは、また。