わっきーの徒然ブログ

弱小大家✖️サラリーマンが考える人生のポートフォリオ

レバレッジの効果。

先日たまたまtwitter経由で知ったこの本が

ほんとにすごい!

ザ・左脳な本です。

 

他の投資と比較した不動産投資の優位性やリスク

エクセル演算で証明している!!

極めて統計学で、久々に思い出しましたねー。

こういう理詰の話も面白い!!

 

こんな人はどんな投資をしてもきっと大成功するのでしょうね💦

リスクとベネフィットの定量評価がえげつないですから。

 

まぁどんな優れたモデルも結局

・どのパラメータを変数として組み込むのか、リスク変数の拾い上げは適切か?

・その係数は妥当か?

・未知の変数の可能性や影響はどのくらいか?

が正しく見積もれていないと正確性にかけるんですが、

いままで読んだどの本よりも

この作者は注意深く拾い上げているように感じました。

 

まあそれでも完璧なモデルというのは存在しないし、

人間が絡むといちいちイレギュラーな動きをするので、

こればっかりはしょうがないですけどね。

そもそもリスクを取れない人は投資や事業はできないから。

 

この本の付録でついているエクセル演算表が凄くて、

1号物件で空想実験してみることに。

 

何をかと言うと、

1号は現金で買って直したけど、

融資引いていたらどうなってたか?

という仮説です。

 

条件:

・融資割合は全体の50% →だいたい固定資産税評価額程度は融資可能と試算

・10年間順調に運営 平均入居年数5年

・自主管理

・賃料下落はなし

・10年後に利回り12%で売却

金利2.5% 融資期間10年

・火災保険、毎年発生する修理費用なども組み込む

など。

 

計算してみると、

全額自己資金:税引き後IRR 6.2% マルチプル 1.64

50%融資:税引き後IRR 8.3% マルチプル 2.20

(IRR:内部収益率。自己資金基準の全投資期間の利回り)

(マルチプル=投資終了時の現金残高/初期投資金額 つまり何倍になって返ってきたか?)

やはりレバレッジが効いている分、融資を使った方が

いいんですねー。

数字で出てくると、

やっぱ融資を使った投資というのは

現代の錬金術ですねぇ(おまえは儲かってないやろ!)

 

こういうのがあると、

冷静に投資基準を判断するとてもいい材料になりますね。

 

強いていうなら、

マンションとか規模が大きくなればなるほどこの本の

資産からは大きくズレなくなるので、

逆に

築古戸建などでは未知のパラメーターが多くて

予想外に結果は伸びたり縮んだりするんでしょう。

でもそこが面白いところなんでしょうね。

 

それでは、また。