わっきーの徒然ブログ

弱小大家✖️サラリーマンが考える人生のポートフォリオ

お金の性質③

今日でこの話題は完結。

僕の考えるお金の性質4つのうち

④ お金には鮮度がある

について考えてみます。

 

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古くからお金は、

実り(農作物や漁での収穫など)

などで表現されることが多い。

お金には

流れがあるし、

溜まる、詰まる、漏れる、溢れる

なども起こる。

良い方向に流さないと、どんどんなくなるばっかりだけど、

良い方向に流れ出すと、うまく流れて回り回って帰ってくる(らしい)

止める(詰まる)と淀む、溢れる

 

貯金と投資ではお金の流れが違う。

貯金でずっとタンスに眠っているお金は

あまり期間が長いとだんだん澱んでいく

そのうち価値を失っていく。

(むかしは100円札で家が建ったとよくばあちゃんが言っていた)

投資に回したお金は、いったん出ていくけど、

小さな流れでも、だんだん大きな支流になっていって

そのうち自分の家のそばに流れて戻ってくる。

そういう風によく例えられる。

 

お金が水なら、鮮度はもちろん大事だ。

新鮮な水の価値は高い。

無人島や砂漠や高山などではさらに価値は高くなる。

 

投資は、「タネをまく」とも表現される。

お金は”タネ銭”とも表現される。

タネを撒かないと、実りは収穫できない。

タネ(餌)がないと、魚は獲れない。

タネが古いとうまく発芽しない。

タネは暖かくなる前の少し肌寒いときにまいた方がうまくいく。

適度な水やりや餌の交換も必要だ。

タネが芽吹くにはそれ相応の努力と忍耐が必要だということだ。

 

思いつくままに書いてみると、

やっぱり

20歳のときの1万円

今ままでとっておいた1万円

60歳になったときの1万円

80歳になったときの1万円

鮮度は大きく異なる。

高齢になればなるほど、自分への投資は難しくなるし、

体験や経験への使い道も少なくなると思う。

自分の感覚が鈍っていくというもの問題だ。

そのうち入れ歯になって美味しい料理も食べられなくなり、

視力が落ちて美しい景色を満喫できなくなるかもしれない。

他人の喜びのために使うことは何歳でもできるけど、

高齢になればなるほど旧友は去っていく。

新たな友ができればいいけど、なかなか難しい。

確実に友は減っていく。

きっと、いいお金、気持ちのよいお金の使い道が少なくなるだろう。

それって、

歳を取れば取るほど、"鮮度の良いお金"の使い道が少なくなっていく

ってことじゃないか。

 

借金をすると、

未来のお金を前借りすることができる。

もちろん返さないといけないけど、

”より鮮度の高い水を早く手に入れることができる”

というのは、とても重要な考え方だと思う。

(もちろんよい方向に流す前提、実りの多いタネをまく前提だけど)

しかも、

今おかれている環境

実りの多くない、がんばってもこれ以上稼げない

これ以上幸せになる環境を作るのがお金の面で難しい

なら、

なおのことその価値は高い。

 

お金の鮮度を意識して、

うまく流すには、

いろいろ使ってみて失敗しないとダメなのだそうだ。

 

うちにあった新鮮な水は

たっぷりまいてしまったので、

すっからかんになってしまっている。

けど、

考え方を変えれば、

うまく流せているのかもね。(そう信じたい)

ぐるぐる回っていってらっしゃい。

 

次に手に入る水はどこに流そうか。

タネを撒けるようになるのはいつだろうか。

楽しみにしながら、

すこーしずつ溜まる水を

しばらくは眺める日々になりそうです。

 

 

それでは、また。

考え方一つで、

人生楽しくなったりするものだなと

最近しきりに感じています。