わっきーの徒然ブログ

弱小大家✖️サラリーマンが考える人生のポートフォリオ

お金の性質①

前回の続き。

いよいよ本題の

「お金とはなんなのか?」

という問いに対するあれこれを考えてみます。

僕は今ところ

① お金は紙切れだが、ただの紙ではない

② お金は価値交換の手段のひとつ

③ お金は、人によって、TPOによって、重さが変わる

④ お金には鮮度がある

以上の4点の性質があると認識しています。

 

① お金は紙切れだが、ただの紙ではない

お金の価値=発行している国の信用価値

と様々な媒体で表現されるので知らない人はいないでしょう。

無論その通りだなと思います。

債券とか、不動産所有権なども同じような側面がありますね。

中国では不動産売買されてますけど、使用権のみですからね。

共産主義なので土地は当然、国家の持ち物です)

なのでいつ剥奪されてもおかしくない。

当然の流れで、中国の富裕層は、

信頼できる所有権が得られる海外の不動産を買い漁っているとか。。。

少し前にスリランカ が国家破産を宣言して、今も大変なことになっていますよね。

2022年4月に1ヶ月で対ドルで40%価値が下落

2022年6月には1年前に比べ物価が1.6倍になったとか。。。

100万円分のスリランカ ルピーを持っていたとしたら、

あっというまに60万円分の価値になる。。。

ぞっとします。

お金を家の中にしまっておいた人ほど後悔しているでしょうね。

ドルなどに変えていた富裕層はまだよかったのかもしれません。

物価上昇の影響は無論受けますが。

国家の信用が地に落ちると、貨幣価値も同様の末路を辿る身近な例です。

でも、これ

個人レベルでどうこうできる問題ではないですよね。

僕にできること

日本という国がどれだけ信用に足るのか?

というのをじっと観察し続けることしかできそうにありません。

今の時点でも、

数十年先も考えると、

マクロでみた日本に楽観視はできない。(もう終わりだとも思っていませんが。。。)

長期的なインフレも避けられない。(物価が下がることはないはず)

なので、

日本の不動産や貨幣のみを所有するのは、やっぱりちょっとハイリスクかな

と考えたりはしています。

 

② お金は価値交換の手段のひとつ

僕は、お金の信用力を使って、

(自分にとって)価値のあるものに変換していくことも大切だと思います。

これは絵画や天目茶碗やヴィンテージジーンズなどを持つという意味ではありません。

どちらかというと無形資産になるもの。

・おもしろい体験や経験、思い出作り

・楽しい時間を増やし、無駄な時間の削減する

・前向きで協力的な気持ちの良い人たちとのつながり、ネットワーク

意識的に変換していきたいなと考えています。

旅行に出かける、高級レストランにいく、いろんな会合にでて人脈を広げる

だけではないと思います。

なにか新しいことにチャレンジすることも、

大切な人へ心を込めて贈り物をすることも、

感謝を形にすることも、

お金の価値を変換するという意識があると、とても気持ちよくお金が使えると思うんです。

波乗りニーノさんは

”思い出の複利効果もあるよ”

と本に書かれていたのも印象的です。とてもよい言葉です。胸に刻んでいます。

僕の理想は、

歳をとって自分では生活できなくなって、

病室または自室でほとんど動き回れなくなり

ベッドで1日過ごす状態になったとき

天井や窓越しの外を眺めながら、

「ああ、こんなこともあんなこともあったなぁ〜」

「あの時のあの景色はサイコーだった。あの瞬間は楽しかったなぁ」

「たくさんの人に愛され、助けられ、本当に感謝しないといけないなぁ」

と考えて、死を迎えたい。

できれば、たまには家族や仲間が様子を見に来てくれて、楽しくお話をして過ごしたい。

そのためにお金(と時間)をこれからもずっと使っていきたいと考えています。

そううまくいくかはわかりませんが、

この理想はちょっとやそっとでは実現できないと思いますから、

日々の積み重ねと幸運を引き寄せていくしかないですね。

 

長くなったので、もう1つ書けますね。

それでは、また。