わっきーの徒然ブログ

弱小大家✖️サラリーマンが考える人生のポートフォリオ

余白の大切さ

出張から戻って、

この本を読み始めました。

www.shinchosha.co.jp

というのも、

時間や生活の"隙間"というか

余白というか

そういうことについて

出張先で考えさせられたから。

 

きっかけは

podcast"超相対性理論"での話題に上がっていたこともあるけど、

出張先で長年の友人のお宅にお邪魔したから。

そいつは、自分と同業なんだけど

昔から先進的な考えを取り入れて、

いつも新しい知見を僕に与えてくれる

大切な友人。

 

昔あったときにはカレー屋になる!っていって

本気で研究したり、マルシェに出店してたな😅

研究のためにインドやスリランカ にも家族旅行に行ってたし、

その時は本気な様子だった。

 

もう直接会うのは何年ぶりだっただろう。

でも、

不動産を始めたから会いに行けたと思う

これもなにかの縁ですな。

 

子供の教育方針にも

夫婦でかなりこだわりがあり、

戸建賃貸に住んでいたけど、

家にはテレビはない。

家具も最小限。

習い事も最小限。

空間的にも、時間的にも余白がたくさんある。

 

通っている小学校も独特。

基本的に教科書がないそうだ。

宿題もない。

対話を重ねて自分で課題を見つけ、取り組んでいくんだとか。

"モンテッソーリ教育"みたいな形なんだそう。

 

そんな教育方針の元育った子供達は、

さすがにクリエイティブ。

サーベルタイガーの折り紙をくれたり、

今度こんなものを作ろうと思うって

英語のお菓子の本を見せてくれたり

読めないけど、解読していく作業から始めてるんだって)

どんな大人になっていくんだろう。頼しすぎる。

 

なんでこんな形で育つのか?って聞いたら

やっぱり

膨大な

"何もない時間"

"暇”, ”余白"

があるからだという。

それを埋めるために人間何かしたくてしょうがなくなる。

ただ狩りもせず食べて、寝て、食べて、、、、を

永遠と繰り返せる人はそうそういないな

と確かに思う。

そういう時間がまずあって、

そこにクリエイティビティの源泉が

あるんじゃないか

みたいな話をしていた。

 

おもしろい!

 

たしかに

名だたる経営者や、社会的な成功者の多くも

頑張って"無"になれる

あるいは"没頭する"

時間を作り出すとよく言ったりしてる。

 

それは"ヨガ"かもしれないし

"禅"や"瞑想"かもしれないし

"ランニング"かもしれない。

”サウナ”もそうだね(^^)

なんでもいい。

ただ、

とにかくいろんな感覚入力をシャットダウンして

ひとつ、ふたつくらいに集中する。

すると雑念が消えて、"無"になる感覚に近づける

 

チクセントミハイのいう

"フロー状態"

も割と近い感覚なのかもしれない

 

空間的な"余白"ってのも

人間にとってはとても大事

という話もよく聞く。

たしかに、

一見すると無駄なスペース、

無駄な広さ

があるおかげで、

空間全体を

心地よくすることも多い。

そういえば、

美術館とかってそういう造りが多いね。

 

余白を埋める楽しさ

ってのもありそうだ。

 

でも

"余白"を埋めると

当然、その分の余白がなくなる

だんだん苦しくなる

 

じゃあどうするか?

もう一度余白を作るしかないよね。

 

それを繰り返すのが人生なのかもしれないなぁ。

心地よい余白の広さ

ってのも人それぞれだろうし。

 

そんなことを最近考えています。

 

余白を愛でて、大切にする

意識して過ごしたいものです。

 

"余白"を売りにした不動産

ってのもあってもいいかもね。

 

それでは、また。