先週の金曜日は、
自分に課していたこのブログの更新を怠ってしまい、
悔やみました。。。
(月火木金の週4回の更新を目指していました)
むかしなにかの啓発本で
「3週間続ければ週間化するのは簡単だ」
みたいな本を読みましたが、
自分にとっては全然そんなことありません(^^;)
きっと1年くらいは継続しないと習慣にはならないんだろうなぁと
思っていますし、
習慣にできるというのは、ひとつのとても重要な特技(スキル)だと思います。
習慣といえば、
僕にとって、読書はほぼ習慣化しています。
これは、単純に楽しくて、苦じゃないからです。趣味ですよね。
ぜんぜん速読でもなく、
少し時間を作って、あるいはふとした隙間時間に
のんびり読むのが好きなのですが、
これは僕が読者として、その著者と
モノローグ(独白)をただ読むではなく、ダイアローグ(対話)をなるべくしたい
という思いがあるからです。
ちょっと前に速読術とか、"要点だけ抜き取れば5分で読める"
みたいな本が流行っていましたけど、
そもそもその短時間でその本の情報が凝縮されるのであれば、
わざわざその著者は、自分の伝えたいことになんびゃくページも書いたりするでしょうか?
確かに中身の薄い本、いろんな例えを手を替え品を替えグルグル同じことを言っている
そんなつまらない本もありますが、
書籍(漫画も含む)というのは、
その著者の情熱と時間と自分の一部(自分を曝け出して切り取る)を注ぎ込んだ作品
だと思っています。
それを数分で読んでしまって分かった気になるのって、すごくもったいないし
敬意が足りないなと思ったりしています。
それにインスタントなものって、本当にカラダの中に残らない。
本棚って、その時の自分の感情や考えたことも一緒に飾られてますよね。
丁寧な読書を心がけたいものです。
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ついつい熱くなり前置きを長々と書いてしまいましたが、
今日は読書感想の回です。
「ランチェスター戦略 「弱者逆転」の法則」
前々からうっすら聞いたことのある話で、なんとなくわかった気になっていましたが、
このランチェスター戦略専門家の著者の本を1冊読むと、
改めて理解が深まった気がします。
聞きかじっただけでは解説なんかできないので、
僕のやっている(やろうとしている?)不動産投資とつなげて考えてみます。
・局地戦、接近戦にこだわり抜く
僕が仕入れることのできる商品(物件)は圧倒的にエリアも限定的で、広告、宣伝、知名度などもダ○ワハウスやシャー○ゾンなど大手の賃貸物件には遠く及びません。
しかも商品の品質面で見ても、ピカピカの新築でもなく、どこにでもある築古戸建物件です。
もちろん、ターゲット(ファミリー、高齢者など)を絞り、家賃帯のレイヤーで分けることで
こういう賃貸物件とは直接戦うことは避けられますが、
いずれ年数が経てば上位レイヤーの層にあった物件も収益が望めなければ下位の層を狙い撃ちしてくるはずです。(家賃を下げてミート戦略に出てくる)
しかも空き家はどんどんどんどん増えてくるので最下層のレイヤーにある築古物件は、場所によってはいずれ(もうすでに?)飽和してくるはずです。
つまり家賃帯だけの差別化だけでは限界がある。他の武器が必要だということになります。
自分が考えた中で、持ちうる武器としては以下を挙げてみました。
① 内装デザインセンス、アイデア
② 物件の立地、広さ、間取りの希少性
③ 駐車場、倉庫、ガレージ つきなどのオプション
④ ペット飼育可能にする
⑤ 価値よりもお得感のある価格
⑥ 広告、宣伝効果を高める
①に関しては、万人受けは絶対に狙わないこと、海外の人たちのセンスを積極的にとり入れること、無難なリフォームはしないことで高められますかね?
②③は、当然物件価格との折り合いが必要で仕入れ力を高めていく他ないけど、ただこれはすでにプレイヤーが多いため至難の技です。地道につながりを深めて川上にいくほかない。
④は誰でもできるのであまり差別化には有効ではなくなるはずです。
⑤に関しては、価格競争に巻き込まれる可能性もあり、弱者の戦略としては弱い気がします。
⑥は、①と関係もしていると思います。ユニークな物件であればあるほど、紹介してくれる仲介さんも「この希望ならあそこだな」と想起しやすくなるのでは?
もしくは地場の仲介さんとめちゃくちゃ仲良くなるという方法もありですが、これはムリゲーですね。
以上。
なかなかひとつの部分を特化させるのは難しそうですね😅
でも、①〜⑥で少しずつ他のものと差別化すれば、
1.1 x 1.1 x 1.1 x 1.1 x 1.1 x 1.1 = 1.77倍ですから、戦力はかなり増えると思います!
ようは、
「競合の少ない場所に、手薄な層を狙って、あまり見ない(良い意味で)変わった物件を当てる」
というのが弱者の戦略、戦術として最適だということになりますね。
あ、これ、みなさんがいつも言っていることですね(^^;)
それでは、また。
まだ読みが浅いなぁと文字に書き起こしてみるとわかりますね。
少し寝かせて、また読んでみようと思います。